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【SOLAR】太陽とヨンソン【꿀 (HONEY)】

3月16日、MAMAMOO(마마무/ママム)ソラが、1stソロミニアルバム『容:FACE』をリリース、タイトル曲「꿀 (HONEY)」のMVを公開しました。

ソラ
(솔라 / SOLAR)
キム・ヨンソン(김용선 | 金容仙)
1991年2月21日(31歳)
出身:大韓民国🇰🇷ソウル特別市 江西区
160.5cm/45kg/B型
RBW
YouTube
4人組ガールズグループMAMAMOOでリーダーと(メイン)ボーカルを務めるグループ最年長。芸名である「SOLAR」は当初音楽的な名前を付けたくて「ドレミ」という名前を考えていたが、高音を担当することと本名のヨンソン(Yongsun)から「太陽」という意味の「solar」に通じることから「ソラ」とした。MAMAMOOのビジュアルとして知られており、セクシーな衣装が多い。2019年2月から個人のYouTubeチャンネル「solarsido(ソラシド)」を開設した。様々なことにチャレンジするというのが主な企画で、2022年3月現在で登録者数が330万人を突破している。

【SOLAR】ぶっちゃけちゃいな【SPIT IT OUT】

1stソロミニアルバム『容:FACE』は、2020年4月24日にリリースしたソロデビューとなるシングル『뱉어(Spit it out)』以来となる、2作目となるソロ曲です。

1年11ヶ月ぶりのカムバックとなりましたが、その間ソラの所属するMAMAMOOには大きな動きがありました。

【MAMAMOO】7年の愛の証【I SAY MAMAMOO:THE BEST】

2014年6月19日にデビューしたMAMAMOOにとって、2021年は契約終了の7年目にあたり、その動向に注目が集まっていました。結果としてソラ、ムンビョル、ファサの3名はRBWと再契約を結び、フィインはVIXXのラビが設立した新レーベルTHE L1VEとの契約を締結しました。

4人は別々の事務所となってしまいましたが新たな契約の中で「MAMAMOOとしての活動は2023年12月まで継続する」という内容になり、MAMAMOOとしての活動は継続されることになりました。

ただMAMAMOOとしての活動は一つの周期が終わりを迎えたことは間違いなく、9月15日にはベストアルバム『I SAY MAMAMOO:THE BEST』(タイトル曲「하늘 땅 바다만큼 (mumumumuch)」)をリリースしました。

韓国のアイドルが本国でベスト盤をリリースすることは非常に珍しく、それだけMAMAMOOというグループが偉大だったということが伺えますし、2022年の3月23日には同アルバムの『-Japan Edition-』もリリースされる予定です。

大きな区切りとなった『I SAY MAMAMOO:THE BEST』から半年が経過しましたが、MAMAMOOはその間グループとしての活動はなく、その代わりメンバー個人での活動が目立ちました。

2021年11月24日にはファサが2ndシングル『Guilty Pleasure』(タイトル曲「I’m a 빛(光)」)、2022年1月16日にはフィインが2ndミニアルバム『WHEE』(タイトル曲「오묘해/奥妙(Make Me Happy)」、1月19日にはムンビョルが3rdミニアルバム『6equence』(タイトル曲「LUNATIC」をそれぞれリリースしました。

このソラ以外がソロで活動している状態は、ソラがデビューシングル『뱉어(Spit it out)』をリリースする前の状態と同じで、とっておきとも解釈できますが、なぜか後回しにされてしまう最年長というのが、ソラらしいとも言えます。しかもソラの場合『뱉어(Spit it out)』が1曲入りのシングルだったので、他の3人と比べ持ち曲が圧倒的に少ないという状態でもあります。

それでいて音盤では女性のソロアルバムで初動歴代4位や、SBS MTV『The Show』でソロデビューから5日という女性歴代最速で音楽番組1位を獲得するなど、さすがの活躍を見せました。

つまりはソラはMAMAMOOで、いやもしかしたらK-POPアイドルの中でも、最もカムバックが待たれている女性ソロシンガーの一人なのかも知れません。

そんな待望のソラの1stミニアルバム『容:FACE』のタイトル曲「꿀 (HONEY)」はミツバチが女王蜂に蜜を運ぶように、人々が自分に甘い誘惑をするという内容を描いたハウスジャンルの曲で、ソラはラップにも挑戦しています。

MAMAMOOのメンバーもそれぞれ個性的な楽曲を披露していますが、「꿀 (HONEY)」はそのどれとも似ていないソラだけの個性が詰まった、いい意味で非常に俗っぽい曲に仕上がっていると思います。韓国では、好きな人を見つめるときの顔を「ハチミツが落ちる(꿀 떨어진다)」と表現し、アルバムタイトルの『容:FACE』は、そこから来ているものと思われます。

アルバムにはタイトル曲「꿀 (HONEY)」のほか、デビューシングル曲『뱉어(Spit it out)』のイントロ・ティーザーで使用された「RAW」、好きな人が音を立てて食べているところも好きだというクチャラー称賛の「찹찹 (chap chap)」、大きなお尻がほしいというソラのチャーミングな欲望を表現した初の自作曲「Big Booty」、長い付き合いでうんざりするふりをしても、本当は大好きだという気持ちを歌ったR&B「징글징글 (zinggle zinggle)」など、全5曲が収録されています。

イントロとタイトル曲以外は同じアルファベットの繰り返しで始まる曲名であったりと、アルバム全体が音感を重視したコンセプトであることが伺えます。ソラはタイトル曲「꿀 (HONEY)」をはじめ、4曲の制作に参加しています。

MAMAMOOの面々が、グループとしての存続が決まった後に個人の活動に本腰を入れ始めたのは、やはりグループとして活動することが以前ほど容易じゃなくなったということもあるでしょうが、(もしかしたら未来永劫続くかも知れませんが)いずれ来るMAMAMOO解体のその先を見越してのことだと思います。

特に最年長のソラは節目の年である三十路を越え、アイドルだけではない側面、大人のソロシンガーとしてのキャリアにリアリティを感じていることでしょう。

ソラのYouTubeチャンネルは『뱉어(Spit it out)』リリース時の登録者数が110万人ぐらいだったと記憶しています。そして2年余りで200万人以上が増加しました。今やチャンネル登録者数は300万人を突破し、記念ライブとして『SoLive』も開催しました。

そもそもMAMAMOOをアイドルとして評価するのはナンセンスな節もありますが、素が見えるYouTubeでの人気増大を見ると、人間キム・ヨンソンとしての魅力がMAMAMOOのソラとしての魅力を上回りつつある傾向なのかなという気がします。

アルバムタイトルの『容:FACE』はタイトル曲「꿀 (HONEY)」に起因していますが、“容”はキム・ヨンソン(金仙)の漢字表記から来ています。芸名であるSOLARはヨンソン(Yongsun)英語表記から「太陽」という意味で名付けられました。

いずれもソラの本名に由来していますが、SOLARにしなかったのは“MAMAMOOのソラではない、みんなに見せていなかったキム・ヨンソン”としての姿をソロ・アーティストとして表現していきたいという現れだと思います。

顔である“FACE”は、キム・ヨンソンとしての第一印象に過ぎないということではないでしょうか。

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