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【CHOA】完璧な昨日、不完全で満ち足りた今【Yesterday】

4月9日、AOA出身のチョアがソロとしてデジタルシングル『Yestarday』をリリース、ついに表舞台に帰ってきました!

CHOA
チョア | 초아
本名:パク・チョア(박초아)
生年月日:1990年3月6日(1823歳)
出身:🇰🇷 大韓民国 仁川広域市 富平区 山谷洞
身長体重:160cm/47.4kg/O型
デビュー:AOA 1st Single Album『Angels’ Story』
(2012年7月30日)
GREAT M ENTERTAINMENT
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チョア(左端)が所属していたのはFNCエンターテイメントのガールズグループAOAで、デビュー時は7人組でした。

その後バンドユニットのAOA BLACKとして活動する際にドラムのユギョンを加えたことで8人体制となりましたが、2013年10月にリリースされた4th Single Album「RED MOTION」タイトル曲「흔들려 (Confused)」で再びダンスコンセプトに戻り7人体制に戻りました。

その後はセクシーなダンススタイルが受け、2.5世代ガールズグループの筆頭として2016年まで人気を博しますが、メンバーの歴史認識問題や恋愛スキャンダルなど批判的な問題が波のように訪れ、一気に人気が低迷してしまいます。

2017年の1月にリリースした初のフルアルバム『ANGEL’S KNOCK』(タイトル曲「Excuse Me」「Bing Bing」)で人気を回復しますが、不眠症とうつ病を患っていたチョアはこのアルバムを最後にAOAを脱退してしまいます。

金髪とショートボブという印象的なルックスでメインボーカルでもあったチョアはAOAのアイコンとして人気のメンバーで、彼女の離脱は復調してきたAOAの人気に大きな打撃を与えたことは間違いありません。事実、私もAOAでは推しの一人だったのでだいぶショックだったことを記憶しています。

AOAはその後6人の新体制で5thミニアルバム『BINGLE BANGLE』で新しいスタイルに挑戦したり、現在シーズン2が放送中のカムバック合戦バラエティ『Queendom』のシーズン1に出演するなど、人気の回復を図りましたが2019年に契約を延長しなかったミナとリーダーのジミンの間にいじめ問題などが浮上し、評判は地に落ちてしまいます。

ジミンはその事件の責任を取る形でグループ・事務所ともに脱退することになり、2021年にはチョアに次ぐメインボーカルだったユナもFNCとの契約を解除したため現在AOAはヘジョン/ソリョン/チャンミの3人体制となっています。

チョアが脱退してしまったことが全ての元凶ではありませんが、大きな時間軸の流れで見れば、それがAOAの波乱の始まりだったとも言えます。

そんなチョアは自身の脱退のほとぼりが覚めた3年後、2020年8月にKBS 2TV「あいつがそいつだ」のOSTに参加し、ひっそりとソロ活動を開始します。

同月にはFNCを創設したキム・ヨンソンが新しく設立したGREAT Mエンターテイメントへの所属が発表され、個人のYouTubeやInstagramを開設し、久しぶりにファンの元へ戻ってきてくれました。

金髪ショートというトレードマークを捨てたチョアが最初に公開されたのはMaroon 5「Girls Like You」のアコースティック・カバーで、幸せそうに歌うその姿にソロ活動の期待は否が応でも高まりました。

チョアはその後、いくつかの人気曲のカバーをアップしたり、人気プロデューサーでAOA時代にもコラボしたことのあるPRIMARYのミニアルバム『Boxtape』のタイトル曲「cloud」に参加するなど、シンガーとしての本能を取り戻していきます。

ちなみに過去にPRIMARYとコラボしたのは2015年にリリースしたシングル『2-3』のタイトル曲「Don’t Be Shy(아끼지마) (Feat. ChoA, IRON)」で、個人的にこの曲がK-POP史上でもトップクラスにお気に入りの曲なので、ご紹介しておきます。また、ソロシンガーとして復帰したチョアを、ゲストとしてまた楽曲制作に招くPRIMARYの心意気には感心したのは言うまでもありません。

その後のチョアはtvN「ON&OFF」をはじめいくつかのバラエティにも出演し、持病からの全快をアピールします。2021年の10月に放送されたチャンネルAのバラエティ番組「オ・ウニョンの重宝相談所」ではグループ脱退時や復帰を決めた時の心境に触れるなど、苦しみ抜いたであろう過去とも折り合いがついている様子が伺えます。

チョアは同番組で「たくさん呼んでもらえる時に辞めたくせに、いざ休むとこんな感情になるのか、仕事をしない自分は意味のない人なのかとも思った」や「ある瞬間からモニターに出る自分の姿を見るのが大変だった。嫌いだった」、「もっとうまくできればいいのに、自分が望むくらいうまくやるためには『生まれ変わらなければならないのでは?』と思った。そんな考えから逃げたかった」「これは私が歩むべき道ではないとも思った」と告白しています。

チョアは最近WATCHA(韓国の動画配信サービス)オリジナルの音楽バラエティ「Double Trouble」に出演しています。同番組は実力派の男女アイドル10人が出演しており、トラブルを起こすことができそうなパートナーを探して最高のデュエットステージを披露するという内容で、チョアも様々なカバーステージを披露しています。

満を辞して戻ってきたチョアの『Yestarday』は、別れの後に一人残された寂しい心が歌われており、ミニマルなサウンドとチョアのボーカルの繊細な感情が表現された曲です。そこにはAOA時代の苦しみと輝き、一度は捨てた世界に戻ってきた覚悟と希望の全てが込められているはずです。チョアのYouTubeチャンネルでもVlogとして制作の様子が公開されています。

AOA時代のセクシーなダンスや完璧主義でありながら天然なキャラクターが好きだった自分としては、チョアの魅力を少し誤解を招く表現かもしれませんが“ポンコツなアンドロイド”として愛でていました。今のチョアは、それよりもはるかに人間らしく晴れ晴れとした表情をしています。

正直少し寂しい部分もありますが、チョアが歩んできた変遷や年齢のことを鑑みると仕方のないことですし、一人の人間としては満ち足りて見えます。完璧を求めた苦しい過去よりも、不完全でも正直でいられる今を祝おうと、チョアの笑顔を見て思います。

おかえりなさい
チョア

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