【日プ】「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」の軌跡【ME:I】

2023年12月16日、サバイバル番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」が終了し、日プ初のガールズグループME:I(ミーアイ)が誕生しました!

「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」とは

韓国のケーブル局Mnetで放送された人気サバイバル番組で、PRODUCE(プデュ)シリーズと呼ばれている。101人の練習生と呼ばれるアイドル候補生から国民プロデューサー(視聴者)による投票で選ばれた11人がデビューするというのが基本フォーマットで、韓国ではI.O.I、Wanna One、IZ*ONE、X1という世界的な人気グループが誕生した。様々な社会現象を引き起こし、昨今のサバイバル番組ブームの礎とも言える存在。
「PRODUCE 101 JAPAN」は、その日本版として2019年にスタートし、これまでJO1、INIという人気ボーイズグループを生み出している。通称は「日プ」で、2023年に初となる女性版が開催された。国民プロデューサー代表(MC)は木村カエラ、各トレーナーはボーカルを青山テルマ、イ・ホンギ(FTISLAND)、ダンスを仲宗根梨乃、YUMEKI、ラップをKEN THE 390が務めた。公式アンバサダーは元IZ*ONEの矢吹奈子。主催は吉本興業、TBSテレビ、CJ ENMで活動は吉本興業傘下のLAPONEエンタテインメントがマネジメントを行う。配信はメインスポンサーであるNTTドコモの動画配信サービスLeminoで行われ、最終回(ファイナル)はTBSで生放送された。メインテーマ曲は「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」。


ME:I

上記の番組から誕生した日プ初のガールズグループ。グループ名は国民プロデューサーからの一般公募で決まり「新しい世代を代表するアイドル」という意味が込められている。シリーズ同様に11人組で、メンバーは笠原桃奈、村上璃杏、高見文寧、櫻井美羽、山本すず、佐々木心菜、飯田栞月、清水恵子、石井蘭、海老原鼓、加藤心(最終順位順)。


メンバー

加藤 心(かとう こころ)

生年月日:2000年11月1日(23歳)
出身:愛知県 名古屋市
身長:166cm
MBTI:INFP

日プ
最終11位(552,603票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
AA21222811
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

言わずと知れたCherry Bulletの元メンバーとして4年ぶりに表舞台にカムバック。チェリバレ離脱時は、日本の宝がK-POPから失われたと多方面で嘆かれた逸材。ほとんどの練習生がデビュー経験もない中、プデュの本場K-POPでのデビュー経験がある練習生として番組開始前から注目を浴びた。心ちゃん目当てで番組を見始めたK-POP好きも相当数いたはずで、番組を盛り上げる目玉の一つであったことは間違いない。クラス分けでは同じく目玉練習生の元アンジュルム・笠原桃奈とデュオで登場しYOASOBIの「アイドル」を披露。チェリバレ時代の先輩であるトレーナーのイ・ホンギと邂逅するというエモい再会のシーンなどもあり、番組序盤を大きく盛り上げた。その後もバディ・笠原桃奈とともに安定してTOP2をキープし続け、デビューは安泰かと思われたが、2PICK(※番組後半に行くにつれ11→2→1と、投票できる人数が限られていく投票システム)以降、大きく順位を落とした。第9回配信の後には「身勝手な単独行動」「番組進行に支障をきたすような行為・発言」でチッケム(직캠:一人のメンバーを追った動画)一時停止のペナルティが課されたが「心ちゃんはきっと他の練習生のために悪編に抗議したんだ」という若干盲目的(ソースなし)な擁護がSNSで多くの支持を集めるほど、人間的にも支持されていたこともあり、最終11位でフィニッシュ。ファイナルでは11位が最後に発表されるという鬼畜システムということもあり、大きく泣き崩れ、笠原桃奈も大号泣&釣られて国プも大号泣という番組最高の感動シーンを演出してくれた。日プは、最初と最後を大きく盛り上げた加藤心と笠原桃奈とのバディ・ムービーだったと言っても過言ではない。

ME:Iポイント
・グループ最年長
・グループ最長身


海老原 鼓(えびはら つづみ)

生年月日:2007年1月22日(17歳)
出身:神奈川県
身長:158cm
MBTI:ENFP

日プ
最終10位(544,903票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
AA35697610
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

番組開始当初のレベル分けテストで「あれ?日本人レベル低くね…」と、韓国のサバ番に慣れていた層(韓国のサバ番は事務所所属の練習生がほとんでレッスンを長期間積んでいるため平均レベルが高い)にファーストパンチを浴びせた歌姫。番組の流行語となったイ・ホンギの「なに?なに〜?」は、レベル分けテストで鼓の歌い出しを見た時のリアクションから生まれた名言。鼓は同ステージであいみょんの「愛を伝えたいだとか」をアコースティックでも披露し、歌唱力が本物であることを証明してみせた。レベル分けテストのチームであるアオハルに対して、番組を通して想いを語るシーンが幾度もあり、第6回のポジションバトルでは「歌詞がアオハルに届けたいものだった」という理由で選曲するなど、非常に情が深い面が度々見られた。同シリーズの先輩グループであるIZ*ONEのチョ・ユリの大ファンで、第10回のサプライズゲストとして登場した際に大号泣した。番組では感情的なシーンも目立ったが、一方で普段はとても明るく、うるさいレベルでポジティブな空気を伝染させる陽の気質の持ち主。ハムスターの人形焼きみたいな愛くるしい笑顔で場を明るく和ませる天然元気印。ちなみに韓国でのあだ名は名字から새우(セウ:韓国語で海老)。たぶん練習生のみんなが呼んでるツヅミだとチュヂュミになっちゃうからかなと、知らんけど。

ME:Iポイント
・マンネ(最年少)ライン
・最低身※高見文寧と同じ身長


石井 蘭(いしい らん)

生年月日:2004年8月7日(19歳)
出身:埼玉県
身長:162cm
MBTI:ISFJ

日プ
最終9位(588,173票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
BA7731149
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

テレビ東京系特撮ドラマから誕生したGirls2(ガールズガールズ)やmirage²(ミラージュミラージュ)などで活動していたことで、加藤心や笠原桃奈ほどではないにしろファンダムがいる状態からスタートした注目株の1人。EXPG STUDIO(EXILEのダンススクール)出身ということもあり、そのダンスは筋金入りで全てのステージで安定して高い水準のパフォーマンスを披露した。さらに練習では困っている人を助ける余裕と技量がありながら、上から目線や嫌味を言うなどの素振りが一切なく、番組を通して人間性およびパフォーマンスで唯一弱点がなかった練習生と言える。それでいて第7回のポジションバトルでは日プの先輩INIの「Rocketeer」で印象的なパフォーマンスをしたかと思えば、番組中にロングのエクステを付けイメージチェンジを図り新たな魅力で魅了するなど、かっこいいと可愛いを高次元で体現し続けた完璧超人。正直、1位じゃないのが不思議なくらい。

ME:Iポイント
・多分メインダンサー
・腹筋割れてる


清水圭子(しみず けいこ)

生年月日:2005年11月27日(18歳)
出身:愛知県
身長:160cm
MBTI:ENFP

日プ
最終8位(591,650票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
AB161212118118
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

初っ端のレベル分けテストで新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」を村上璃杏、坂東楓夏のトリオで披露し、変顔を厭わない思いっきりの良いパフォーマンスでトレーナーの仲宗根梨乃から「俺⤴︎好き〜」と言う言葉を頂戴した。韓国のサバ番ではドラマ性を重視する傾向もあり、コミカルなアプローチが見られることはあまりないため、「日プってサバイバルバラエティなんだ」と国プの緊張をほぐしてくれた功労者。番組序盤は芸人枠としてのインパクトで上位に食い込みつつも「アイドルとしてはどうなんだ?」という懸念からか、デビュー圏内には一歩及ばずの順位に停滞していたが、徐々に生真面目さや繊細さが見え隠れし始め、「あれ?この子、ただのバカキャラじゃなくね?」と印象がデビュー組に相応しい方にマイナーチェンジした。ファイナルではデビュー組が受け取るME:Iブレスレットを持つ手がヤク中の禁断症状ぐらい震えており、彼女の繊細さを表していた。第4回のグループバトルで披露したPerfume「TOKYO GIRL」ではパフォーマンスグループ名であるAWAKEをシャウトし、トレーナーのイ・ホンギに「アメリカー!」と聞き間違えられて叫ばれるという珍事も重なり、多大なインパクトを残した。ちなみに参加者唯一の日韓ハーフ(推定)で大家族。

ME:Iポイント
・多分メインラッパー
・バラエティ班


飯田栞月(いいだ しずく)

生年月日:2004年12月4日(19歳)
出身:東京都
身長:160cm
MBTI:ENFP

日プ
最終7位(593,457票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
DC3132373320107
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

デビュー組では最も低い順位からの成長曲線を見せたシンデレラガール。宝塚を四度も受験した経験や、現在も音大に在学中というバックボーンがあり、クラシックの歌唱法が特徴的な練習生として登場。第4回のグループバトルでSPEED「Body & Soul」を披露し、メインボーカルを担ったがあまりにもオペラ調な発声から「歌のお姉さんw」「クラシックすぎるやろw」などと国プからいじられ、インパクトを残した。番組としてはおいしい以外何者でもないが、当然アイドルとして相応しい素養でもないので、本人は改善を試み、幾多のボーカルレッスンを経て「脱クラシック」を果たした。歌ばかり注目されがちだがダンスやリズム感、表情管理など他のアイドル的素養は高い水準で、歌のせいで序盤は高く評価してもらえなかったという不憫な面もある。またデビューメンバーの中では唯一金髪へのイメージチェンジを図った練習生であり、愛嬌のある丸顔と誠実な姿勢で多くのファンを獲得した努力の人。

ME:Iポイント
・トップスター


佐々木心菜(ささきここな)

生年月日:2006年1月30日(18歳)
出身:三重県
身長:165cm
MBTI:ISFP

日プ
最終6位(593,913票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
BB667101176
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

三重が産んだ伊勢神宮もびっくりの天然美人。何を食べて、どう育ったらこんな逸材が出てくるんだと三重県の地産地消を再注目させるスタイルと美貌の持ち主で、多くのビジュアルソムリエたちを虜にした。一方でダンス歌ともに未経験で、クラス分けテストではロボットのような感情表現のなさが指摘された。回を重ねるごとに比較的、得意な方である歌を重視するパフォーマンスステージが増えていったこともあり、徐々に表現者としての心得を身につけ、ファイナルのステージでは一人前のアイドルとしての表情管理を見せつけるパフォーマンスを爆発させた。同回では練習生家族からの応援メッセージが流れるシーンがあり、ど田舎な背景にスタイル抜群の妹らしき人物が映っており、佐々木家の血筋こそが三重の宝であるということが流布された。

ME:Iポイント
・ビジュアル


山本すず(やまもと すず)

生年月日:2006年12月16日(17歳)
出身:東京都
身長:164cm
MBTI:INFP

日プ
最終5位(631,708票)

ME:Iポイント
・マンネ(最年少)ライン

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
AA13555145
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

GFRIENDを排出し、現在はLE SSERAFIMが所属する、韓国最大手の事務所HYBE傘下SOURCE MUSICの練習生経験がある若き実力者。番組開始前はデビュー経験者ではなかったことから、そこまで注目された存在ではなかったが、番組開始前に公開されたチッケムで多くの国プから逸材としての評価を受け、一躍最上位というスタートダッシュを決めた。「私は韓国で失敗した身ですから」と、年齢にそぐわない落ち着きと未亡人のような雰囲気を醸し出し、その実力も相まってしばしば「大人びた」という前置詞がつく。ファイナルの放送日が誕生日だったため、ME:Iとしてのデビューが大きな誕生日プレゼントとなり、そぐわなかったはずの大人に一歩近づいた。一方で成長物語を求められるサバイバル番組において、殻を破る瞬間を披露できずにいたが、第7回のポジションバトルINIの「Rocketeer」では、幼少期から習っていた空手をフリに入れ込む提案するなど、徐々に自我を解放していき、最後まで安定したポジションをキープした。ファイナル直前にデビュー圏外まで落ち込んだことは未だに謎すぎるが、なんか顔立ち含めてめっちゃ5位って感じ。


櫻井美羽(さくらい みう)

生年月日:2002年1月11日(22歳)
出身:愛知県 名古屋市
身長:162.5cm
MBTI:ISTP

日プ
最終4位(655,210票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
AA5444424
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

「Nizi Project」「Girls Planet 999」という人気サバイバル番組への出演経験があり、サバ番ファンの期待を一心に背負い、メインテーマ曲の「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」では、96人の練習生のセンターを務めた番組の象徴とも言える存在。番組でも他練習生に「あの櫻井美羽ちゃんだ」と一目置かれる扱いが多く、本人も表情豊かなタイプではないため、序盤は畏敬の念を抱かれていた。それもあり他練習生との関係性が円滑ではなかったが、それを上回る前評判を裏切らない実力を発揮し続け、常に上位をキープし続けた。一説によると今回の日プは女性票が7~8割とされており、サバ番時代を知らない国プにも、そのクールビューティな美貌と媚びない雰囲気が刺さりまくったことが順位の安定を支えたはずである。ただデビュー決定後の生配信スペシャルではふにゃふにゃしたところや可愛い部分をME:Iのメンバーから暴露されており、ギャップ萌えによる新たなファンを獲得する日も、そう遠くはないだろう。ちなみに心ちゃんがペナルティ(上記参照)を受ける前、11月28日に、ぱるたんこと桜庭遥花とともにペナルティを食らっており、その内訳は「遅刻3点×3回=9点。忘れ物3点×1回=3点」というポンコツポテンシャルの高さも備えている。

ME:Iポイント
・センター
・メンチカツ


高見文寧(たかみ あやね)

生年月日:2005年5月15日(18歳)
出身:岩手県
身長:158cm
MBTI:ISTP

日プ
最終3位(686,868票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
AB91098653
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

高校生時代にバンドでボーカルを務めていた憑依型のボーカリスト。ME:Iにおいては海老原鼓と対比されるメインボーカルポジションではあるが、2人の最大の違いは高見文寧にはアーティスティックなボーカル力があるという点。簡単に言えば“歌でお金が取れる”タイプで、鼓は楽曲の良さを最大限活かせる上手さがあり、高見文寧には楽曲が持つ本来の魅力以上のものを引き出せるほどの表現力がある。ソロアーティストとして活躍する姿も容易に想像できるが、高見文寧のすごいところは、それだけの個性がありながらグループの一員になれることと言える。圧倒的なボーカル力で楽曲に新たな彩りを加えながらも、グループを包み込む包容力のある歌声はグループのパフォーマンスを1段階も2段階も押し上げることになるであろう。番組上は、そのボソボソとした喋り方以外に大きな見どころはなかったが、逆に言えばパフォーマンスは全てが見どころで、目で新規ファンを獲得するのが佐々木心菜なら、耳でそれができるのが高見文寧だろう。日本のアイドルを舐め腐ってる人にこそ届けたい才能。

ME:Iポイント
・多分メインボーカル
・最低身※海老原鼓と同じ身長


村上璃杏(むらかみ りのん)

生年月日:2006年9月30日(17歳)
出身:岡山県
身長:164cm
MBTI:ISFP

日プ
最終2位(700,305票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
BB232017161732
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

日プガールズの猫顔ポジティブゴーイングマイウェイ前髪ぱっつん娘。順位の上昇率で言えば飯田栞月に旗が上がるが、後半の順位と爆発力、シンデレラインパクトでは璃杏も負けてはいない。レベル分けテストでは、強烈なキャラクターの清水恵子に注目が集まったが、同時にイ・ホンギからは「逆に僕は璃杏だけを見ちゃった♡」というコメントをもらい、すでに見逃せない魅力を放っていた。第7回のポジションバトルでは、再び清水恵子と共にちゃんみな「美人」を披露したが、その練習でスペシャルゲストのちゃんみな本人に指導され、自分らしいダウナーなラップの表現が開花した。現場票では3人中3位と最下位ではあったが、あの時の自己を探求していく飄々とした姿に、1PICKを決めた国プは決して少なくないはずで、清水恵子との最終的な順位の逆転がそれを物語っていると言える。捉えたら離さない、魔性の魅力を持った大器、それが村上璃杏。

ME:Iポイント
・ファンの要望次第で髪型変える


笠原桃奈(かさはら ももな)

生年月日:2003年10月22日(20歳)
出身:神奈川県
身長:163cm
MBTI:ENFJ

日プ
最終1位(1,116,716票)

順位推移

クラス分け再評価第2回第3回第5回第6回第8回第10回ファイナル
AA4213311
※第1、4、9回の放送後はランキング未公開

主にモーニング娘。の事務所として知られるハロー!プロジェクト所属のアンジュルムというグループで、次世代のリーダーとして期待されていたほど、人気と実力を兼ね備えた絶対的な存在。最終的に2位に40万票以上の大差をつけ圧倒的1位の座に輝いた。11→2→1PICKとなる中で順位が大きく変動していく練習生が多くいたが、笠原桃奈はその地盤をより強固なものとし、その自信あふれる威風堂々とした姿は最終メンバーから漏れる想像の余地も許さない、まさに王者の風格だったと言わざるを得ない。IZ*ONEを生んだプデュシリーズ「PRODUCE 48」を見た桃奈は、アンジュルムの次世代リーダーという安定した地位を捨て、世界的なアイドルになるという夢を追った。そのチャレンジャー精神こそが「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」という本質であり、ME:Iというグループが実現していく夢の礎でもある。デビュー決定後の生配信スペシャルでは他メンバーからリーダーに推薦される一幕もあり、ダンスも歌も他メンバーと比べ圧倒的なものを持っていないが故、努力を惜しまない人格者として認められているということを裏付けている。ちなみにファイナル回の家族からの応援メッセージで「香水」でおなじみ瑛人が映ってたらしく「親戚なのか!?」「すごい家系やで!」と話題になってるそう。正直そのシーンは一瞬で12人ぐらい大人数が映ってるんで、それに気づける国プ達がすごいよ。

ME:Iポイント
・多分リーダー
・ドルチェ&ガッバーナ


ME:Iに期待すること

韓国のサバ番を見慣れていた身としては正直、最初は練習生のレベルに不安感もありましたが、番組が進行するにつれ、人数が淘汰されていく中で、洗練され磨かれていく練習生のパフォーマンスに心打たれ、番組を全力で楽しめるようになりました。

最終的には個性的で実力もあり、人気も出そうな素晴らしいメンバーが揃ったなと思うと同時に、12位以下にも綺羅星のごとく逸材がわんさかいたことは忘れられません。正直20位以内のメンバーが入れ替わったとしても、この感動は変わらなかったと思います。

今後はME:Iの飛躍はもちろんのこと、この番組に命をかけて臨んだ練習生たち一人一人に明る未来が訪れることを祈ります。もしまだ番組を未見の方がいたら、ぜひ見てみてください。面白さは保証します。そして推しを見つけられたら、その未来を支えてあげてほしいです。このブログを最後まで読んでくれたあなたに国民プロデューサーからのお願いです。

LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜

ME:I ファイティン!

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